高圧電気設備におけるPASの役割と更新工事のタイミング

こんにちは！
有限会社東伸電工は、静岡県御殿場市に拠点を置き、静岡県裾野市などの静岡県東部や伊豆などからのご依頼を承っている電気設備工事業者です。
今回は、高圧電気設備におけるPAS（気中負荷開閉器）の役割と更新工事のタイミングについてお話しいたします。
最後までご覧いただけますと幸いです。

PAS（気中負荷開閉器）の役割とは？

虫眼鏡
PASとは、高圧電気設備において、電流の遮断や分岐を行うための開閉器です。
PASは、故障や異常が発生した際に、安全に電流を遮断することで、近隣を巻き込んだ停電事故（波及事故）を防ぐ役割を担います。
PASは、高圧電気設備の安全性や信頼性を高める重要な保護装置なのです。

PASの更新工事をおすすめするタイミング

PASは、長年使用することで劣化や損傷が進みます。
特に、雷や風雨などの自然災害によって、PASの内部が破損したり、絶縁性能が低下したりする可能性があります。
そのため、PASは定期的に点検や保守を行うことが必要です。
しかし、点検や保守だけでは不十分な場合もあります。
例えば、以下のような状況では、PASの更新工事をおすすめします。
・PASの製造年から20年以上経過している場合
・PASの動作不良や異常音が発生している場合
・PASの外観にひび割れや錆びなどの劣化が見られる場合
・電気設備の増改築や改修を行う場合
・電力会社からPASの更新を指示された場合
これらの状況では、PASの性能が低下している可能性が高く、事故や故障のリスクが増加します。
そのため、早急にPASの更新工事を行うことで、安心して電気設備を使用できます。

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